熟年の日米生活と奔放の旅

アメリカ生活と地球の旅

“定年後は地球奔放の旅”:

「還暦からのニッポン脱出:
   アメリカ・地球、住んで旅して騙されて」

       小川律昭著

行動力と好奇心を武器に、異文化の暮らしと旅に挑戦する熟年のパイオニア的体験記。お金は老後の不安に残すものではない。残しても病院を繁栄させ子どもをスポイルするだけ。死期には資産ゼロの状態を願っている筆者にとって、アメリカや地球の旅を通して頭と身体を使うことは現在のデフレ下の社会に貢献し、自身の予防医学にもなっている。 筆者は絵や文章をものするに相応しい環境をアメリカで手に入れ、またアメリカの大自然に魅せられ40州、中南米も飛行機便がよく頻繁に出かけている。言葉もろくに話せない筆者だが、日本、アメリカ、地球と股にかけ、足元から見たアメリカ文化や、松茸や温泉を探して歩くリーゾナブルでユニークな地球奔放の旅を紹介している。45のドラマティックな体験を盛り込んだこの異文化紹介物語、「還暦からのニッポン脱出:アメリカ・地球、住んで旅して騙されて」は、旅好きの人にも定年後の生き方を模索している人にも面白くてためになる情報やヒントの宝庫であり、大いに刺激になる本であろう。好評発売中。

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「還暦からのニッポン脱出:アメリカ・地球、住んで旅して騙されて」

“守りより挑戦を”: 定年後こそ新たな一歩を

東京新聞紹介記事(2003年5月29日)

 退職後は年間の半分を米国で暮らす小川律昭さん(71)が、米国生活と旅の体験をつづったエッセイー集「還暦からのニッポン脱出」(文芸社)を出版した。米国の大学に通ったり、バックパックを担いで単身で南米を縦断したり…。英語は苦手だが、現地の人たちと体当たりで"交流"した小川さんは定年後世代にこんなエールを送る。「定年後こそ新たな経験を積むべきだ。そのお金は惜しまない方がいい」 (川上義則)

 小川さんは約四十年間、都下の化学会社に勤務した。五十八歳の時、米国シンシナティ市の現地法人に出向。この時、現地で家を買った。定年後も、いったん帰国するなどして六十五歳まで会社の活動にかかわったが、「完全退職」後は年間の半分ほどを米国の家で暮らす。
 戦前の教育を受けた小川さんは「米国嫌い」で、出向するまで旅行でも訪れたことはなかったが、住んでみると、自宅周辺の豊かな自然や友人に恵まれ、すっかり米国好きになった。
 会社では英語は通訳任せだったが、退職後はそうもいかない。米国で教育学の博士号を取得した妻彩子さん(65)も日本と米国を往復しており、年間の多くは別居。猛暑でエアコンが故障しても、車のバッテリーが放電しても必死で英単語を紡ぎだし、独力で問題を解決した。
 米国の大学は一定の条件を満たせば、六十歳を超えた人は無料で「パートタイム学生」になれる。油絵を描く小川さんは州立大学の絵画科に入り、若者らに交じって講義を受けた。
 一方、旅好きでこれまで五十数カ国を訪問した。六十歳を過ぎてからはバックパックを担ぎ、飛行機をあまり使わず、各地を気ままに放浪する旅に魅せられた。失敗もある。一人で四十日かけて南米大陸を縦断した時は途中で体調を崩し、病院に。彩子さんと米国内の格安ツアーに出かけた時は、企画した会社が途中で倒産した。
 「還暦から」の新たな経験を通じて小川さんはこう考える。「年を経るとどうしても、それまでの生き方を守りたくなるが、それでは人生が楽しくならない。高齢化社会が進むだけに、もっと多くの定年後世代が新しい一歩を踏み出せば、元気のない日本に活力が生まれる」。四六並判。二百三十七ページ。千三百円。問い合わせは小川地球村塾(ogawaa@sepia.ocn.ne.jp

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「デートは地球の裏側で!夫婦で創る異文化の旅」

(小川彩子/律昭著)

“セカンドライフこそ面白い夫婦旅を!”

1/2+1/2=1ではなく1+1=2でありたいこの夫婦の、地球それぞれ千鳥足の旅は6大陸すべてに及ぶ。夫は行動力と好奇心を武器に、守りの姿勢になりがちな熟年たちに"定年後こそ新たな一歩を!"と呼びかける。妻は異文化共生の社会のヒントを求めて世界各地を巡り、モロッコの迷路、タイの濁流、エジプトはピラミッドの裏手等、騙され、眠り薬を飲まされても、今なお人間と地球への愛失せず。渡る地球の小鬼たちとその騙しのテクニックをはじめ、創造的な個々の行動は個人旅行時代のお役立ち情報に満ちたドラマである。 こんな夫婦の結婚25周年記念行事は「カサブランカで会いましょう」、40周年記念は「サンチャゴで会いましょう」と地球の裏側でのデートだった。興味やものの見方が異なる夫婦が交互に綴る地球触れ合いの旅の紀行エッセイで世界各地の写真入り。 日米を往復するすれ違い夫婦が"失敗こそ後に続く人に役立つ"とオープンにした丸腰地球探訪紀行のこの本は、定年後の生き方を模索している熟年夫婦、旅好きの老若男女に多くのヒントや刺激を与えられるだろう。

目次(抜粋)


  • カサブランカで逢いましょう
  • 幻のキリマンジャロ凧揚げ
  • カイロの哀れな一兵卒
  • 鴨おばさんの地球サバイバル
  • カラファテの氷河に魅せられて
  • ゴマパンの味、トルコのぬくもり
  • マナイヤ・サモア
  • 船旅、この隔離社会
  • 松茸と温泉三昧、アメリカ・ドライブの旅

  • 大豆畑に結ぶパラグアイ移民の夢
  • ミス・チリの嘆き
  • お化けホテルのエレベーター紳士
  • ヌーディスト・ビーチは理想郷?
  • 出会いに彩られたヒースの丘
  • 人髪生地と眼鏡の山
  • サンチャゴで逢いましょう

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結婚50周年記念企画:小川夫婦の地球50か国歴訪千鳥足 〜2011年5月〜2012年11月 完了し、計115か国を超えた今もバックパックの旅を継続中!

異文化比較と異文化共生のヒントを求めて
結婚50周年を迎える夫婦が50か国バック・パックの旅を企画した。この旅の主たるテーマは「異文化比較と異文化共生のヒントを求めて」だ。旅は地球上の人の縁に驚愕し、感動することの繰り返しだ。文化の相違点・相似点を見て地球の未来への希望や共生の可能性のヒントも模索出来る。また夫、妻それぞれも小さいテーマを持って出かける。夫は常々海外で楽しんできた温泉探し、妻は常々関心を持ってきたIntegrity(言行一致、信頼性)調査、という課題を持ち、簡単なアンケートを携えて。各国で異なる職種の人最低20人に回答を得て国際教育、教科教育世界学会に発表したいという願望を持ってでかけた。

地球知の旅の体験
バック・パッカーには経験を踏んでいる夫婦である。世界知の旅は我々夫婦にとって人生の一部であり、学校である。地を這うようにヨタヨタ歩く千鳥足バック・パッカーの旅は特に地元民との触れ合いが多い。旅人とて国際親善に貢献すると信じ、日本人として地球人として恥じない言動を心がけて来た。ベネズエラ、コロンビア、ボリビア、パラグアイ、チリ、アルゼンチン、タンザニア、モロッコ、南ア連邦、インド、ネパール、パキスタン、チェコ、ポーランド、ドミニカ共和国、フィージー、ラオス、ミャンマー、ウズベキスタン等、踏破した国はそれぞれは90か国程度、二人合わせて111か国だ。今までは夫婦別々のルートで異文化触れ合いの旅を楽しみ、地球の反対側で会ったりし、その経験をもとに「デートは地球の裏側で:夫婦で創る異文化の旅」と題する本の出版もある我々夫婦だが、ひと年取った今、相手の無事を心配するより一緒に行動することに決めた次第だ。

20年余の異文化生活は予防医学
未訪問の国をなるべく多く訪れたいが、再訪の場合はかつて旅した時(数十年前の場合もある)と現在との国情並びに庶民の暮らしを比較出来るのが嬉しい。我々夫婦は還暦前(58歳と52歳)から約20年、異文化の暮らし(USAとメキシコ)をし、大いに刺激を受け、多文化共生意識が高まった。また、妻は40歳代、夫は50歳より始めたバック・パックの旅からもアメリカ・メキシコの生活からも、不測の事態に対し瞬時の判断や決断を求められ、それが精神力を高め、脳の活性化を促進してきた。これらの体験が予防医学に役立ってきたと考えている。

夫婦の合言葉、「変化こそ人生、体験こそ財産なり」
人生は一度きり、お金をやりくりしての丸腰人生だが、経験の豊かさは心身の活性化をもたらす。我々は死ぬ時は資産ゼロの状態を覚悟している。「変化こそ人生、体験こそ財産なり」が我々夫婦の合言葉だ。縁あって苦楽を共にした一夫婦、78 歳と72歳、合計150歳(スタート時)今年152歳が、結婚50周年の記念に日本人、地球人として地球50か国バック・パックの旅をすることの意味を同世代や後に続く若者に問い、分かち合いたい。

世界遺産より人間遺産
筆者夫婦は地球の一角での出会いを楽しむ旅をする。旅先で出会った人にお世話になることを考えるより、お食事に招待し一夕の会話を楽しむことが多い。そこでまた予想外の異文化交流が展開する。(例はウズべキスタンのPartyその他J-Angleに多数の投稿あり)「人の縁は妙なり」との思いで地球の一角での一期一会を楽しみ、異文化の人々の喜びや悩みに触れ、シカゴ発の情報誌J-Angleにて発信している。

期間
2010年夏より始め、2011年本格的にワンワールドの旅活動を完了しました。

旅のデザイン
I. 地球の突端を巡り、その近隣諸国を訪問する旅 タスマニア、カニャークマリ、ケープタウン、ウシュアイア、アイスランドを起点としてトンガ、ニューカレドニア等、効率よく近隣2、3カ国を訪問。
II. 初訪、再訪都市 ハバナ、ボゴタ、クエンカ、コルドバ、(スペイン、アルゼンチン共に)、マナウス、リオデジャネイロ、カサブランカ、トリポリ、ナイロビ、ヨハネスブルグ、モスクワ、ペテルブルグ、キエフ、テヘラン、ムンバイ、カルカッタ、ビエンチャン、スラバヤ、ポートモレスビー、メルボルン、ケアンズ、クライストチャーチ、Reykjavik、Etc.
III. 航空券はワンワールド・エクスプローラーを基準とし、他のローカル・フライトを追加する。Part II以降はスカイ・チームやスター・アライアンス等のグループ格安切符利用も。

“小川地球村塾参加ご希望のみなみなさまへ、「多文化共生のヒントを学びあい、多文化音楽、多文化アート、多文化飲食を楽しむ地球村民の集い=小川地球村塾=」について”

 地球の一角でお会いしたり、地域で個性的な活動をなさっている「街の灯」の皆さま、小川地球村塾のご案内を申し上げます。英文和文併記の拙著本がきっかけで28年間断続した七夕の会を母体としてスタートした小川地球村塾は2011年7月11日(40人余のご参加)以来順調に会を重ねております。外国語のスピーチもありグローバル色豊かです。 音楽は事前の立候補制で短い曲をどうぞ。今まで三味線、サックス、ピアノ、ケーナ、アイリッシュ・ハープ、アコーディオン、独唱等がありました。各自5分ぐらいでどうぞ。 アートは持ち込みで、油絵、水彩、手工芸作品、写真、等色々鑑賞させていただけます。 彩子の専門は多文化共生や異文化、グローバル教育であり、その一環としての日本語・日本文化をアメリカで教えて来た関係上、テーマはいつも「多文化共生のヒントを求めて」です。5分ほどの寸劇のあと皆さんがアイデアを出し合い、交換しあうという趣向です。皆さまの異文化体験(職場、学校、会話サークル、国際交流活動、旅、ボランティアEtc.を通しての異文化背景の人とのかかわり)で体得・感得された異文化理解や共生のヒントを交換しあうのもいいですね。 毎回勉強は短時間です。Discussionもちょっと。聞くだけが好きなお方はそれもOKです。 飲み物は小川塾が多種準備、お食事は小川塾が3品目ぐらい準備しますがあとはポトラック(一品持ち寄り)で―中華、日本、インド、メキシコ、等なんでもどうぞ。テーマに合った多文化食になりますね。なるべく財布に負担をかけない質素な一品、量も少なめでお願いします。 小川地球村塾には6つの出来事があります。@多文化共生の学習、A多文化音楽、B多文化アート、C多文化飲食、D多文化PPT、E交流です。 つまり、料理は勿論、ご意見、音楽、アート、ショート・スピーチ(何語でもOK)のいずれかで積極的参加を楽しんでいただけるでしょう。小川地球村塾開催がが近づいたらブログでお知らせしています。 http://blog.goo.ne.jp/ogawaa

最近の地球千鳥足タイトル
第271回 濁流の真ん中で船を揺さぶり「1000バーツ!」〜タイ王国〜
第270回 ひと時を無心で過ごしたい人へ〜南太平洋に浮かぶ国々〜
第269回 国民、犬、ハエまで総幸福の国で松茸たらふくいただいた!〜ブータン王国〜
    第268回 山陰の玄関、米子市とゲゲゲの里、境港市〜日本〜
第266回 シャリマールの老人:あれよあれよといっぱい食わされた!〜パキスタン・イスラム共和国〜
第264回 一か八か切符を買い、問題抱えて入国挑戦!(アメリカ合衆国)
    第256回 触れ合いの旅、もちろん医者とも触れ合いが!(アルゼンチン、アメリカ合衆国)
    第252回 地球の旅の魅力に開眼させた自悠人のアートと講演(日本で地球を!)
    第238回 初体験!羽根帽子で貴賓室から見た東京競馬(日本)
第234回 VIPでもないのに写真が先に着いていた!(フィリピン共和国)
    第232回 不安、親切、恐怖、とアップダウンが激し過ぎた国(ガイアナ共和国)
第230回 パラマリボ麗し一度はおいで!:多文化共生モデル国(スリナム)
    第216回 大自然のパワーに余生が充電された!(アイスランド共和国)
第212回 椰子そびえサルサ流れる、チェの愛した国(キューバ共和国)
第210回 ボランティアから元王女面会まで出会いに富んだ日々(アメリカ合衆国)
第208回 イムジン河水清し:オドゥサン統一展望台へ(大韓民国)
第207回 観光の目玉はモンサンミッシェルへ(フランス共和国B)
第200回 癒しの楽園で平和問題に熱くなろうとは!(インドネシア)
第174回 好事たっぷり魔は少し、笑顔溢れるアラブの国(オマーン)
    第131回 戦慄のKGB博物館と命の外交官、知畝さん(リトアニア共和国)
第130回 おばちゃんあの時有難う!(アルゼンチン共和国B)
    第89回  警察署でインテグリティー説教(ドミニカ共和国A)
上記がJ-Angle 寄稿、地球千鳥足の参考タイトル。
夫と交互に書いているBlogも多文化共生や地球触れ合いの旅がテーマだ。
http://blog.goo.ne.jp/ogawaa
    Tadaaki’s Questionnaire for Hot-springs(以下はTadaakiが旅に持ち歩くアンケート)
1. Do you have hot-springs in your country?
2. If you have, is it nearby, or long way?
3. Have you ever enjoyed hot-springs?
4. Why do you like hot-spring(s)? For health sake, or, any other reason?

 
小川律昭(ただあき)の著書とプロフィール

定年過ぎからアメリカ・日本と股にかけ、言葉もろくに話せないのに世界各地を駆け巡る。 日米に居住地を持つ著者が発する旅行記かつ人生論書、「還暦からのニッポン脱出:アメリカ・地球、住んで旅して騙されて」は海外の旅、生活のヒント、「万年青年のための予防医学」である。

経歴: ケミカルエンジニアー。定年前アメリカ2年、メキシコ1.5年駐在。定年後アメリカ中心の生活。
旅歴: 45州ディスカヴァーUSAのドライブ旅行。中南米10カ国(含パタゴニア)をバックパッカー。
東欧、アフリカの一部。ピースボート乗船。
趣味: 油絵、トレッキング、海外の屋外温泉探訪。
信条: 自分の人生は自分が主役。年齢を重ねることと老化は別。

珍奇な人生:
 ・24歳 大学入学
 ・32歳 長男一歳の誕生日に馬小屋のようなミニ家屋新築
 ・58歳 USAに駐在(オハイオ州シンシナティ)
 ・60歳 ゴールデンブリッジ往復ジョギング
 ・65歳 メキシコ駐在。 スリ、置き引き、強盗に会う
 ・58歳〜74歳 USA45州ドライブの旅。死の谷で死のスピン(USAで温泉と松茸狩りに魅せられ、はまる)
 ・66歳 南米最南端カラファテの荒野に倒れる
 ・73歳 南米アコンカグア4300m登山基地までラバで登山、落馬2回
 ・75歳 キナバル山(ボルネオ島4200m)傷だらけのぶっつけ単独登頂
 ・76歳 終の棲家を日本に新築(府中)USAで鼻血止まらず、医療制度の悪い国に見切りをつけるきっかけに。
 ・77歳 20年間のアメリカ生活よ「さようなら!」と言いつつ、不況で家が売れず、まだ居残っている。
・77歳の終わり、2009年末「ああ、やっと売れた!」

人生はいくつになっても楽しめる!

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